眠りにつく10秒前。

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MemoReals #01

夢を見ていない。睡眠が深いということなのだろうか。身体は重くないが、想像力が欠如している気がする。本を読んでもどこに自分を置けばよいのかわからない。『二年間の休暇』を、洞窟の死体の目線で眺めることは健全なのだろうか?形而上学的な作品に触れていないからかもしれない。多次元的に世界を捉えるということ。



スティーヴン・キングの『スタンド・バイ・ミー』の原題は『The Body』。単に死体を指すだけでなく、ホモセクシャルな少年たちがいかに男性性に目覚めてゆくか、自分の成長と向き合って行くかというお話なのだと思う。ヒルに男性器を咬まれるというエピソードは露骨にそれを物語っている。女性は自らが女性へと変態する際の戸惑いをよく表現に落とし込む。男性も顧みて、目を向けるべきではないか。高校の教科書にキングかヘミングウェイ不能小説でも載せればいい。



死体を探しに行くよりもエロ本を探しに行く話が書きたい。阿部和重が似たような話を書いているが、もっと下らないもの。



Zガンダム』を観た。セクシャルな場面が盛り沢山で、コミケが盛り上がるわけだな…と感じる。ファーストはまだ生き延びる為という至極当然な理由で皆動いている気がしたけど、Zは戦争の前にセックスがある気がして、茶番に見えてしまう。特にカツは下半身の衝動に突き動かされているようにしか思えなくて、こんな子供に心動かされるサラはどれほど不憫な生き方をしてきたのか。カミーユが、敵側の異性の兵に惹かれることをイニシエーションのように考えていたのもすごい。ブライト艦長はもっと粛清してやればよかったのに。



AbemaTVの『NEWS RAP JAPAN』から日本語ラップをまたよく聴くようになった。バトルMCの音源は面白くないという通説は確かで、実際に聴いてみても興味のある人はほとんどいない。ただ、この番組のレギュラーである呂布カルマとTKda黒ぶちは音源も良かった。呂布カルマは、現在KANDYTOWNのクルーとしても活動しているRyohuと検索エンジンでよく混合されていたので、名前は知っていて、今までちゃんと聴かなかったことを後悔。才能至上主義を掲げる?だけあって、リリックの切り込み方がアイディアに満ちているし、ユーモアのセンスも素晴らしい。Zipsies「Still Image Love」のような生音ぽい曲ももっと聴きたい。バトル=相手をDisって、でまかせで自分を上げるという先入観ーー勿論、そういう面もあるーーだけではないことを端的に表してくれたのがTKだった。番組ではサイコパス扱いされるほどに熱いバイブスが根底にあり、韻に踏まれて中身を感じられないMCも多い中、巧みに詰め込まれる言葉には一言一句哲学を感じられる。何回か出演していたpekoも硬派なスタイルを貫いて、去年の年末のillr「アイデンティティ」でも間違いないリリックを聴かせてくれる。



番組から離れたところで言うと、適当にディグってた時に知ったMaisouが良かった(Meisoではない)。Moe Shopというトラックメイカーの作品で客演で参加していて、DAOKO風でも声優風でもない、良い意味でオールドスクールなラップが耳に残った。まだ何曲かの客演と、自身名義の音源は4曲収録のEPということで、今後が楽しみ。前述のRyohuやRau Defの新譜は相変わらず良かった。去年はロック畑からBase Ball Bear小出祐介がマテリアルクラブ として、そして曽我部恵一の二人がラップを取り入れた作品をリリースしたりと、HIPHOPの裾野の広がりを実感した。



メンバーが変わってから聴いていなかったlyrical schoolRHYMEBERRYもまた聴くようになった。「DAYONE」、ハロプロのおまけラップ(という他ない…)、「もってけ!セーラー服」、「恋愛サーキュレーション」というアイドルラップの下地をオールドスクールHIPHOPマナーに寄せて上手くアップデートさせているのが両グループで、キャリアが長い分、楽曲に幅が出てきていて飽きさせない。特にRHYMEBERRYは再び三人体制になっており、それぞれのキャラが立っていてまるで漫画のよう。リリスクのピクシーズオマージュにはビビったが、既にやっている先人がいるんだろうか。



ピクシーズの楽曲を聴いていると、ディックを読みたくなる。数少ない所有しているSF小説は、宇宙どうこう科学考証どうこうよりトリップしちゃってるものが多い。ドラッグ文化はもっと掘らないといけない。



山下達郎作曲・吉田美奈子作詞の「夏への扉」を聴いて泣きたくなる。夏は苦手だったのに年々嫌いじゃなくなってきていて、少し悔しい。ツンデレか。



ここ数日、頭の中に居座っていた自殺願望を蹴飛ばす。揺り戻しが怖いので、過剰な躁状態にならないように気をつける。



年末に観た『カメラを止めるな!』、タブレットで観るくらいで個人的にはちょうどよかったと思う。大したことないシーンなんだろうけど、作中で女優のお尻のアップがあって、それが「脚フェチ、尻フェチってセンスあるっしょ?」的に観えて冷めた。ゴダールトリュフォーに送った手紙みたいな指摘で、我ながら意地の悪い考え方。伏線を周到に張っているから、意味のないシーンが余計に浮いてしまっているのかもしれない。



新年会は下ネタの応酬に挟まれて、15分は沈黙していたと思う。席順は大事。



Twitterが5chとmixiの腐りかけにしか見えなくて草可避。素人が誰にやってんのか、媚び売ったり政治家煽ったり。高齢化の影響だろうか。さむい。一生やってりゃいい。



新作映画に寄せられるコメントほどどうでもいいものはない。名前貸してるだけって感じでも報酬は発生するんだろうけど、そのうちまとめサイトみたいなことしか書かなくなるんだろうな。いっそ、「振り返らなかった人生。大事なものばかりだな。久しぶりに会いたくなった、思い出に(15歳・男性)」くらい馬鹿げたこと書いてくれ。



もしyoutuberにならなければいけないとしたら。「ポストトゥルース」というチャンネルを開設して、たとえば橋本環奈と昔付き合ってたとかデタラメ言って、後半はまじめに彼女の出演作について語る、みたいなフェイクニュース?がやりたい。